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ウェブマスターツールに表示される検索クエリのグラフ内の日付ですが、当ブログのアクセス傾向と比較するとズレがあったので、どのような定義なのかを調べてみました。
当ブログはリスティング広告の運用に関する記事が多く、いわゆるB2B向けサイトです。
ですので、月~金のアクセス数に比べて土日のアクセス数は極端に低いです(泣きそうなぐらいです)
それに比例して検索クエリが減少するのも当然、土日だと思っていたわけですが、表示は少し異なるのが現状です。
調べた結果、ウェブマスターツール 公式ヘルプに下記の記載がありました。
検索クエリは太平洋夏時間(PDT)に基づき、毎日のデータをトラックします。他のシステムで別のタイムゾーンを使用している場合、1 日あたりのデータが一致しないことがあります。
どうやらポイントは「太平洋夏時間(PDT)」のようです。
引き続き、WikiPediaで調べました。
太平洋標準時の夏時間のことである。
協定世界時(UTC)を7時間遅らせた標準時で、太平洋標準時より1時間進めた時間である。
これではまだ、日本との時間差が分かりませんので「協定世界時(UTC)」をWikiPediaで調べました。
現在、世界各地の標準時は協定世界時 (UTC) を基準として決めている。例えば、日本標準時 (JST) は協定世界時より9時間進んでおり、「+0900 (JST)」のように表示する。
お、出てきました。
これらをまとめますと
太平洋夏時間(PDT)=協定世界時(UTC)を7時間遅らせた標準時
日本標準時 (JST) =協定世界時より9時間進んでいる
ですので、日本標準時 (JST) は太平洋夏時間(PDT)より16時間早い計算になりますよね。
時差としてはこういう違いがあることが理解できました。
ただ、ウェブマスターツールの集計タイミングなど色々と影響していると思いますので、単純に16時間早めて捉えるとデータに違和感を感じます。
上のグラフは当ブログの検索クエリのグラフです。
赤丸が「ウェブマスターツール日付では金土」と表示されていますが、日本日付の土日のアクセス数が圧倒的に少ない当サイトでは「1日遅らせた土日と置き換える」ほうが、つじつまが合います。
ですので、結論としまして
「ウェブマスターツールの検索クエリの日付は日本より1日早い」
と捉えておくほうが、本来のデータに近いのではないかと思っています。
(ウェブマスターツール上で金曜日なら、日本日付では翌日の土曜日と置き換える)
検索クエリで日々そこまでシビアな分析はされないかもしれませんが、何かのお役に立ちましたら幸いです。