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リスティング広告レポートを見ていると、ある時から急に知らない店舗名や商品名が混じった検索クエリーで自社広告をクリックされていることに気付くことがあります。
競合店かと思って調べてみても、エリア的に全く競合していない会社名や店舗名だったりします。
そこで、そのキーワードを調べてみたところ、Yahooキーワード入力補助で表示されるキーワードだと分かりました。
これはYahooが検索クエリーの多い組み合わせを補助機能として検索ボックスに表示してくれている機能で、下記の例ですと「美容室」まで入力するとその後に10個の候補が表示されていますね。
この候補には、
本当に検索クエリーとして多いと思われるキーワードと、SEOにより操作されていると思われるキーワードが混在していることがあります。
実際、私が運用を担当していたときも、競合でも大手でもない小規模な店舗が入力候補の1番上に表示されていました。
該当URLの非リンク数を調べてみたところ、非常にたくさんのリンクサイトから被リンクを受けていました。
ですので、明らかにSEOによって操作されていると分かりました。
意図的な順位操作はしばらくすると消えている可能性が高い
そういった意図的な順位操作は、Yahooでも監視しているようで下記サイトにも説明がなされています。
<Yahoo!検索の品質向上に対する取り組み>
http://searchblog.yahoo.co.jp/2010/12/yahoo_102.html
実際、その店舗名は2ヶ月ほどで入力補助からは消えていました(誰かが通報したのでしょうか)
リスティング広告の側面から見ると、明らかに不要なキーワードでしたので、除外設定はしていましたが、こういった類のものはイタチゴッコになるような気もしますね。
上記リンクにありますように、Yahoo検索の品質向上がさらに上がると、こういった労力はかけなくて良い日が来るんでしょうね。
そんな嬉しい日が来ることを期待しておきます。